<第616話 “復讐の記念日” >の感想

第616話の感想です。


扉絵はシェルズタウンと来ましたか~やはり2年経っての様子を描くという意味合いが強いようで、懐かしいキャラ達の近況をしっかり見せてくれそう♪リカはこんな場以外での再登場する機会はほぼないですよね。尾田先生の各キャラへの愛情を感じます。おにぎりというのもまたニクイ!そして、ルフィとのつながりという点も手配書で。もちろん海兵達に見つからないように彼女がこっそり貼ったのでしょう‥一枚の扉絵だけで過去の記憶を呼び起こし、愛すべきキャラ達の今の思いも想像させてくれる素晴らしさ!さすがというしかありません。次はオレンジの街でシュシュやブードルの登場!?シュシュは立派に復興した町でペットフード店の看板犬か、またはまさかの店長やっていたりして(笑)
「復讐の記念日」というサブタイトル‥今回本編では「復讐」という言葉が使われなかったのですが、普通に考えれば人間達への復讐→人間と友好的なリュウグウ王国を滅ぼすこと、というつながりでしょうか。ホーディが元ネプチューン軍だったという事実が新たに判明しましたが、それはいつ頃までだったのでしょうね。オトヒメが暗殺された際に彼女を守ることができなかった悲しみ、人間への憎悪が今のホーディを動かしているという考え方もできそうなのですが、もし10年前に軍に入隊している年齢ならば、アーロン一味についていけそうですから、そうではないと思います。でも、だとすると、暗殺事件後に軍に入り、そして出ていったということになりますね。それはそれでちょっと複雑。辞める理由はそれなりのもののはずなので、まだまだホーディとリュウグウ王国との間には何か過去の秘密がありそうです。復讐ってリュウグウ王国そのものへのもの?でも、クビになったというわけではないみたいですし、そうだとしてもそれで国を滅ぼす戦いに‥というのは少々やりすぎかと。とにかく魚人島編は過去がかなり重要になってきそうです。
ゾロ、やはりあっけなく飛んできた海賊達を片付けてしまいました、が、連絡廊のスイッチを死守するというスタンスではなかったらしく、結局道は開かれてしまいました‥でないと、何も始まらないので仕方ないんですが、名もなき海賊、頑張りました!
さて、早くも敵の主力とゾロ達が相まみえることになりました。砂の国にしても空島にしても、司法の島にしても、それぞれのVSバトルをするまでにはかなりいろいろありましたから、比較したらこの展開はかなりスピーディな感じ(頂上戦争も両陣営が初っ端から対峙する展開とはいえ、ミホークの言うようにその距離は見かけ以上でしたね)。では、この後すぐにVSバトルが始まるかというと、それはまだないような気も‥現段階では麦わらの一味がバラバラすぎてるんですよね。それも、ここに向かおうとしているサンジ&チョッパーはまだしも、ルフィ、ロビンは状況を把握せず離れていっています(既に海の森にいるフランキーも同様)。また、今の無敵ともいえそうなゾロが、空島でエネルにやられたように倒されてしまう姿はまったく想像できませんよね。魚人達の誰かの何らかの特殊能力で戦闘不能に、もしくは遠ざけられてしまうという可能性はないことはないのですが、能力者はデッケンのみらしいからそれも考えにくいです。
一方のホーディ達にしてみれば、王国滅亡のためにはあと三王子を倒すのみ、なんて都合のいい状況になっているわけで、一味よりも先にまずは王子達との戦いになるのかなぁ。
そもそも、ゾロ達が今の段階で新魚人海賊団と戦う強い理由はないんですよね。襲ってくればそれは相手になるでしょうけど、これまでがそうだったように、雌雄を決する戦いを始める時点では、大切なものを守るとか、取り返す、という理由ができているはずなんです。だから、まだ最終決戦は始まらないんです、きっと。ではどのような驚きの展開が待っているのか!?それは予想できません‥楽しみにして待つことにします。
ロビンにフランキー、それぞれの立場での単独行動って新鮮ですね(サンジの買出しとかはありましたけど)。これからバトルに参加することになるのでしょうか?ないならないでも、そんなパターンもありだと思います。
トムさんの弟、デン‥見た目も異なりますが、性格もあまり似ていない感じ。それなりの歳だと思っていましたが、よく分かりませんね。そして、魚人や人魚の遺伝についてもはっきりし、それが差別問題ともうまくつながっている設定に感心してしまいました。なるほど、人種もそんな風に入り乱れることになっていれば、多くの悲劇は起きなかったのでしょうね‥
デッケン‥ネプチューンとのやり取りとかは面白いんですが、これまでダイレクトに「殺す」とか「死ね」とか言うキャラはあまりいなかっただけに、個人的にどういう奴と思って読んでいけばいいのか、いまだに分かりかねます。実際に危険なことをし続けてきたわけなので、あまり好意的な見方はしにくいんですが‥いざという時にはしらほしを助けるようなシーンが描かれたらいいな、なんて期待も少しあります。例えば、妄想レベルなんですが、マトマトのメモリーがルフィとかにより自分自身(+しらほし)になってしまう→既に飛んでいる攻撃→メモリーを切り替えれば自分自身に当たらず、しらほしへ向かう(彼女一人で避けきれない状況下)→でも、どちらかの選択で彼は自分を選ぶ→当たる直前でルフィが救う(しらほしを守る思いを知って)‥なんて展開‥ありがちなんですけどね。
キャラがいっぱいの竜宮城とはちがって、海の森(もしくはその手前?)の役者は数えるほど。某殺し屋のように追ってくるデッケン、このままではルフィと戦う状況がすぐにやってきそう。そして、勝負にならなそうなんですが‥そうすんなりいくとも思えず‥この魚人島編、先が読めません。
ホーディについての考察を少し‥
これまでワンピースでは、麦わらの一味の前に立ちはだかった敵組織の中で、ボス的な立場の敵はほぼ100%ルフィに完全にKOされて戦いを終えています。少年漫画でバトル漫画の王道であれば、そうしなければ憎き敵を倒す爽快感、達成感が失われ、話にメリハリがなくなり、物足りなさを感じがちになってしまうので、どうしてもそうなることが多いですよね。そして、魚人島編‥ここでも同じ感じになるのでしょうか。黒幕的存在がいないのであれば(おそらくいないと思いますが‥)、今回はホーディとデッケンのWボスという変わったパターンになりますね。もっとも、二人が対等の関係にあるとされているのは話の中。能力や意志、これまでの描かれ方等からすると、個人的にはホーディがラスボスであり、デッケンはその少し下といった印象がありますが。このパターンならではの結末があるとすれば、どちらかは完全KOとはならないで、和解の道へ進んでいくことに‥とはならないでしょうか。
ホーディ‥新魚人海賊団の頭である。年齢はおそらくまだ20歳前後。ESという凶薬でどこまででも強くなる可能性はあるが、同時に大きなリスクも抱えることになる(はず)。魚人至上主義というアーロンの意志を受け継ぐ男。人間への強い憎しみがあり、それ故人間と友好的なリュウグウ王国のやり方も許せない。恐怖を広めるためという理由こそあれ、憎い存在の人間を殺すことはしていない。
彼について記憶(印象)にあるのはこんな感じでしょうか。憎悪の感情が根底にあるとはいえ、これまでのところ決してとにかくぶちのめしたい悪者だという要素は見当たりません。大切な人を傷つけたりとか、理不尽な支配をしている(しようとする)と、当然印象は悪くなるのですが、今回の襲撃もそこまでの悪行とは言えないような気がします。一般市民を巻き添えにしたり、人質とかに利用したりするなど、ネプチューン軍との対決を有利にする方法はいくらでもありそうなのに、城へ攻め込むという至極正攻法といえるやり方での真っ向勝負を挑んでいる彼。状況がそれぞれ異なるため、例に挙げるのはあまりいいとは言えませんが、アラバスタでの革命軍やスカイピアでのシャンディアに似た臭いを感じないではいられません。
ESを大量に服用し暴走するようなクライマックスとなるならば、その彼を倒すことこそがバトル漫画の醍醐味なんでしょうけど、恋は盲目?のデッケンはあまり種族問題に深く関わってきそうにないため、やっぱりホーディの方が果たす役割は大きいと思うんですよね。倒される、でも白目は向かない、そんな幕切れになるんじゃないかなぁ。今ひとつ絶対的な「ボス」キャラとの印象が薄いホーディですが、ジンベエの伝言の真意、ヒミツのありそうな過去などいろいろカードは持っています。今後の魚人島編を盛り上げてくれるためにも、彼のいろんな面での活躍に期待したいと思います。

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