損な役回り、「カダル」少将

タイガーにより解放された奴隷達を取り戻そうとして、タイヨウの海賊団と戦うことになった海軍本部G2支部少将、カダル。逆ハの字型の眼鏡と、厚い唇が特徴の彼について見ていきたいと思います。

彼の初登場は魚人島編での過去話。同じ過去話に登場するストロベリー少将は、司法の島でのバスターコールで招集された中将として初登場し、頂上戦争にも参加した後での登場ですから、(当時)同じ階級のキャラとはいえ、扱い方は大きく異なります。後出しのカダルは、損な役割を引き受けることになってしまいました。

元々は、ボルサリーノ中将から、標的の居場所を突き止めよという任務を受けていたようですが、魚人達から先手を食らい、応戦することになってしまったようです。偵察任務ですから、乗った船は戦闘用の大型軍艦でもなく、いかんせん魚人相手の海戦は不利すぎでした。頭同士の差しの勝負にも完敗し、いいところなく出番を終えます。

命までは取られず、逃がされることになったようですので、その後健在であれば、頂上戦争にもおそらく参加していたはず。一コマ一コマじっくり探せば見つかるかもしれませんが、今のところは不在だったとしておきます。もしかしたら、あの時の傷(敗北)が元で戦えない体(もしくは心)になってしまったか、海軍を辞めてしまったのかもしれません。

個人的な考えがどうだったかはともかく、「元奴隷を返せ」と主張するのも今(その時)の世界の正義に倣ってであり、任務を全うしようとしたが故。特に悪キャラとして描かれているわけではありません。そう考えると、あの件をきっかけに、彼が「正義」から離れることになったのであれば、複雑な気もします。

はっきり言って影の薄いキャラですので、再登場を期待する声もまずないでしょう。ピックアップして扱われる可能性は低いのですが、海兵勢揃いの扉絵(第691話)にもしっかり顔を見せていますので、配慮されていることは確かです。もしまた出番があったら、その時は彼の本音も聞いてみたいところですね。

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