まるで恋愛!?「青キジ」はやきもきさせる

元海軍大将の青キジ(クザン)。頼もしくも読者を心から安心させてくれず、常に気になる存在であり続ける彼について、順を追って見ていきたいと思います。

初登場はロングリングロングランド編(水の都編の序章といってもいいかもしれません)で、初めて描かれる世界政府の「最高戦力」の一人として、一味の前に突如現れます。いきなりの大ピンチと思いきや、マイペースで一味と交流、トンジットの移住の手助けもし、何だかいい人っぽい‥と安心させてくれました。

ところが、そうはいかず急に本気モードとなり、一味を潰しにかかります。大将の名は伊達でなく、ロビンにルフィも凍らされ、一味はたった一人相手に、作中最大級の危機的状況になってしまいました。ここでは見逃してくれたものの、やっぱり恐ろしい「敵」なんだと認識させられます。

‥と思いきや、ロビンの過去話で登場した彼は、自分なりの正義で彼女を助けていました。司法の島での海軍の完敗を認め、水の都に現れた彼は、サウロの意志を受け継ぎ、ロビンの「生きたい」という願いを支持してくれます。やっぱりいい人だ‥今度は彼の真意もわかり、いずれは一味の味方になってくれるキャラなのだろう、と再び安心させてくれます。

しかし、そう単純にはいかないのが青キジ。頂上戦争では、全力で白ひげ海賊団、そしてルフィにも対峙してきました。自分の正義を持つ彼も、海軍の正義が前提にあり、海軍にいる限りは、彼が力を貸してくれるというのは甘い考えであるのだと思い知らされます。

そして2年後。なんと彼は海軍を去っていました。これでもう、彼が一味の前に立ちはだかることはない、とようやく大きく安心させてくれるはずだったのですが‥彼は、まだまだやきもきさせてくれます。何やら黒ひげ達と関係がありそうなのです。よりにもよってと思うのは、尾田先生の思うツボなのでしょうね。

スモーカーの危機を救った彼の、「おれはおれよ」という言葉からすれば、彼の正義はずっと変わっていないはず。この先、きっと読者を納得させてくれる動きを見せてくれることでしょう。敵となれば大きな脅威となり、味方になれば心強いことこの上なしの青キジ。一大戦力であるがゆえに、早々に立場をはっきりさせてしまわないよう、配慮されているような気がします。気になる恋愛相手のように、今しばらくは読者の心を揺り動かしてくれそうですね。

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