「ステリー」の成長っぷりは世界会議で

東の海、ゴア王国の若き国王、ステリー。かつてはサボの義弟であった彼について見ていきたいと思います。

この記事を書いているのは、連載誌で世界会議(レヴェリー)編が始まったばかりのタイミング。第823話で、マリージョアへ向かう際の彼の後ろ姿が描かれており、世界会議での顔見世が濃厚です。そしてそこで、何らかの見せ場が描かれるのも、ほぼ間違いないでしょう。

ですので、ステリーの感想は少し後回しにしたい気もしますが、これも何かの巡り合わせ。会議での彼の言動を楽しむために、これまでの彼を再確認しておくのもよいかと思います。

ステリーが初登場したのは、ルフィ達三兄弟の過去話の中。サボが家出をしている間に、サボの家に養子としてやってきていました。サボの父親や家庭教師の話をまとめると、貴族の家の出で、将来が有望である優秀な子、天才。スペック高いですね。誇張されているかもしれませんが、少なくとも人並み以上の能力は持っていそうです。確かに、サボの会話シーンでは、8歳児とは思えぬセリフを口にしており、彼の優秀さ(ませたところ)が出ているようです。

また、ステリーには生みの親から育児放棄されたという過去があり、彼なりに辛い目に遭ってきたことで、幼い頃から世渡り上手として成長する道を歩んできたのかもしれません。

その才能を発揮したのか、弱冠二十歳にして、ゴア王国国王に即位した彼。感動必至、驚愕のドラマ(権謀術策を駆使したのか、それともサリー王妃のハートを射止めたのか)があったのかどうかはともかく、見事な出世です。嫌なキャラとはいえ、ただ後を継いで自動的に王となったわけではないのですから、そこは彼に一目置くべきなのかな、と思っています。

「嫌なキャラ」と書きましたが、過去話での彼は、嫌な大人達に育てられ、偏った考えを植え付けられたにすぎませんので、それだけで「悪」としてしまうのはさすがに気の毒です。成長して大人になった彼こそを、しっかり評価するべきでしょう。

ただ、ローグタウンのホテルでのやり取りを見る限りでは、サボの家で育てられたことで、予想通りの大人になってしまったようですね。この先の世界会議の中で、彼の人間性がより明らかになることでしょう。その時こそ、改めて彼を評価してみたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする