見せ場たっぷり、メッセンジャー「ジョボ」

ジャヤ・モックタウンの酒飲みであるジョボ。ごく短期のゲストキャラにしては、かなりセリフの多い彼について見ていきたいと思います。

彼の登場は第232話と第233話の一部のみ。名前は「ブルーディープ」で公開されたもので、作中には一切その名は呼ばれません。「ジョボボボ‥」と衝撃的な立ちションでの初登場で、シルエットながらきちんとあそこが描かれている珍キャラです。もちろん、それだけで終わってはカットされてしまうところですが、ニュース・クーの届けた手配書を手にするシーンにつながっていきます。そして、何と2ページをほぼ一人で独占してしまうのです。セリフの量も半端ではありません。ここまで優遇された(作中)名もなきゲストキャラは、他にはいないのではないでしょうか。

ジョボのキャラの役割は、ルフィ(達)の新しい手配書から一億という懸賞金額を知り、驚き慌てふためいて、その事実をベラミー達に知らせるというものでした。彼でなく、ベラミー海賊団の誰かでもよかったかもしれませんが、下品なシーンはクールっぽく描かれていたベラミー達には似合いませんし、何より手配書を見て、素直に酔いが醒めるほど驚いてくれるキャラの方が、適していたということでしょう。体を張った役作りで、読者のうっぷんを晴らす以後のシーンの下準備をしてくれた彼は、見事な役者だと思います。

彼が普段どういった生活をしているのかは、もうどうでもいいことなのですが、昼間から深夜まで酒を飲み続けていたというのですから、やっぱり気にはなってしまいます。先立つものがなければできないことですし、自由気ままな海賊のようでもありません。実はかなりの大金持ちで、道楽で酒場に入り浸っている‥なんて裏設定があったりするかもしれませんね。

彼が再登場することがあったとしたら、やはり同じように「ジョボボボ‥」としていることでしょう。特別印象に残るキャラ、というわけではないにしろ、だからこそ再びどこかで懐かしい姿を見てみたいと思う一人です。

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