「パッパグ」、そのレアすぎる存在ゆえのつらさ

人でないけどヒトデっすのパッパグ。ケイミーのペットでも師匠でもある、クリミナルブランド社長兼デザイナーの彼について、見ていきたいと思います。

多種多様な種族が存在し、ファンタジー要素満載なワンピースの世界でも、基本的にヒト以外がヒト語をしゃべることはありません。チョッパーのように悪魔の実の能力で話すことができたり、象主のように特定の人物とのみ会話できたりするキャラはいます。また、ヒト以外の動物のように見えて、ミンク族や魚人族は人類の一種族ですので、ヒト語を話すことができるのも納得です。しかし、彼らとは根本的に異なり、ただのヒトデでありながら、自分をヒトと勘違いして、勢いでヒト語を習得してしまったという、ぶっ飛んだ存在がパッパグです。

彼の初登場は、はっちゃんの表紙連載中でした。セリフのない物語からの段階を踏んで登場により、異例中の異例といえるキャラも、スムーズに本編に溶け込んでいったといえるでしょう。

インパクトのある彼ですが、あまりに特殊すぎることもあってか、物語の本筋にはそれほど関わっていません。珍しさからしたらケイミー以上ですから、さらわれたのは彼の方でも不思議ではないのですが、彼には失礼ですがそれでは話が盛り上がりませんよね。魚人島でも魚人・人魚・人間の関わりの物語には、入っていきづらかったことでしょう。いつの間にかケイミーに話の主導権を取られてしまいがちなパッパグ。物語の中でも彼がメインとなるような見せ場はほぼありませんでした。作中屈指の成功者として描かれてはいますが、ちょっと気の毒な立ち位置だったともいえるかもしれません。

とはいえ、どちらかといえば重い展開のシャボンディ諸島編と魚人島編で、マスコットキャラとして場を和ませてくれた彼の、物語への貢献度は大きいでしょう。また、ケイミーとの種族を超えた仲の良さ・絆の強さは、見ていて心が温かくなるものでした。

パッパグの出番は、魚人島編でひとまず終わったといえるかもしれませんが、デザイナーという立場を活かして、変わりゆく世界に流行らせるようなデザインを、見事に生み出してくれることも期待しています。そして何より、末永くケイミーやはっちゃんと幸せに暮らしてほしいものですね(パートナーも見つかるといいですね)。

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