もう少し覚悟があってほしかった「チェスキッパ」

幼きロビンをかくまった海賊、チェスキッパ。彼女と出会ったことで運命が変わってしまったらしい彼について、少し見ていきたいと思います。

彼が登場したのは第398話。ロビンの過去話の終わりかけで、彼女に関わった組織の一つの人物として描かれます。なかなか貫禄のある見た目で、すきっ歯がトレードマークみたいなものらしく、海賊旗にもそれがしっかりデザインされています。名前は本編では明らかになっておらず、「ブルーディープ」で「スネかじりのチェスキッパ」として紹介されました。

彼のエピソードはかなりさらりと描かれていますので、想像で補完しなくてはなりません。まずは事実(と考えられるところ)だけ見てみましょう。まだ子どものロビンと出会い、雑用として組織に入れるが、彼女を捕らえようとする海軍本部に目をつけられた、といったところでしょうか。その後どうなったかまでは描かれていませんが、青キジの言葉通りなら、「(組織は)壊滅している」ということになります。

ロビンのことを「疫病神」と言って登場を終えたチェスキッパですが、元々彼女のことを知っていて自分のところに置いているわけですから、彼女の罪を知った後で態度を変えた連中とはだいぶ異なり、度量の大きい人物ともいえるのではと思っています。最後が最後だけに、その評価も台無しになってしまうのですけど‥

彼の通り名「スネかじり」はどこから来ているのでしょう。一般的にスネをかじる対象は親ですが、彼は既にかなり歳を重ねているようです。部下からはちゃんと「船長(キャプテン)」と呼ばれていますし、いつまでも親を頼りにしているようでもありません。ただ、海軍本部に攻撃された(らしい)シーンでのセリフが、部下たちに対して「助けてくれ !!!」なので、船長としては少し頼りない感じもしますから、そのあたりも「スネかじり」と呼ばれる理由になっているかもしれませんね。どうでもいいことですが、「スネかじりのチェスキッパ」という語感が妙によく感じられるのは、私だけでしょうか。

ロビンに関わったことで痛い目に遭った者は、彼女を「裏切者」とさげすみました(自分の方がむしろ裏切者だったりしましたね)。チェスキッパの場合はどちらでもないような気もしますが、元々は自分もお尋ね者であると十分わかっていながら、ロビンの巻き添えはゴメン、というのは明らかに覚悟不足で、残念ではあります。ロビンの人間不信の原因にもなっているわけで、とても悲しいことですね。しかし、それが巡り巡って、麦わらの一味との出会い、彼らの器の大きさを知ることにつながっていくわけですから、チェスキッパはヒール役としてしっかり仕事をしてくれた、といえるのではないでしょうか。

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