救われる余地のなかった「ディスコ」

シャボンディ諸島の人間オークションの司会、歩くスーパーバザールことディスコ。天竜人の一件で大きく運命を変えた彼について、見ていきたいと思います。

ワンピースの作中でも屈指の悪印象キャラといえるディスコ。広い意味では敵といえますが、一味との直接戦闘はない一般人キャラで、これほど憎たらしい奴はそうはいないのではないでしょうか。

彼に対する「嫌な奴」という評価は、ケイミーに手を上げた時点で、既に揺るぎないものとはなっていました。そこからの司会っぷりで、さらに評価はだだ下がっていきます。自分も生きるためとはいえ、奴隷の売買に罪悪感をまったく感じていないように振舞う彼に対しては、嫌悪感しかありません。

しかし、目立つ立場に置かれて、人気者気取りで派手に立ち回っても、所詮悪しき世界のしくみの中では下っ端の存在。「天竜人の一件」をきっかけに、どちらかといえば味方側であるはずのシャルリアに撃たれ、守ってもらうはずのドフラミンゴには見捨てられるという、自業自得の悲惨な目に遭います。一味に鉄槌を下される機会がなかったため、代わりに大きな制裁を受けたということですね。

通常は味方側のキャラのその後の様子が描かれる「世界の甲板から」には、敵側のキャラとして珍しく登場していました。しかし彼の場合は、哀れな末路を見せることで読者の溜飲を下げる、という目的だったとしか思えません。何か心に響くような出来事があって、改心するような余地もあったかもしれませんが、彼にそこまではページを割くことができなかったということでしょう。残念ながら、ディスコはその程度のキャラだったようです。

というように、散々な評価をしてしまっていますが、このようなどうしようもない悪役キャラもいなければ、物語が成り立たないのも事実。彼は彼なりに、立派に役割を果たしたということでしょう。いつかディスコも、後悔の涙を流すような改心イベントを体験をすることを、妄想しておくことにします。

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