生まれはSBS、人呼んで「茶豚」

海軍本部中将の一人、茶豚(ちゃトン)。大将候補にもあがっていたという優秀らしい彼について、少しだけ見ていきたいと思います。

茶豚はSBSで紹介されたキャラであり、読者が考案したというわけではないものの、読者の投稿がキャラが世に出るきっかけになっている、といえなくもありません。それまでにも、何人もの読者による冗談めいたキャラがSBSで取り上げられてはいましたが、アイデアは人からもらわないという尾田先生のこだわりもあって、物語の世界観の崩壊を案ずる必要はありませんでした。どんなに面白いとか強かったとしても、「ワンピース」の中では純粋に尾田先生の頭の中から生まれたキャラでなければ‥というのが個人的な思いです。これには同意してくださる方も少なくないのではないでしょうか。

そんなところに現れたのが桃兎や茶豚です。正直に申しまして、初めは素直に受け入れられませんでした。先生のこだわりはどこへ行ってしまったのですか?とも思いました。

しかし、落ち着いて考えてみれば、読者のアイデアが丸ごと採用されているわけではありませんし、(桃兎はわかりませんが)茶豚については尾田先生の頭の中にも元々原案があったわけですから、その新キャラを楽しめないでいては、わがままで独りよがりなファンにすぎません。そう思うことで、モヤモヤを晴らすことができたような気がします。

赤犬と青キジの抜けた穴を埋める大将候補だったという茶豚。それだけ聞けば、とんでもない実力の持ち主なのかも‥と思ってしまうのですが、海軍本部には相当な数の中将がいて、その全員が一応は大将候補だったといえなくもないため、茶豚が飛び抜けて優秀であるとも断定できません。このあいまいな感じが読者の想像をかき立ててくれるわけで、うまいですよね。

単行本派の方にはネタバレになってしまいますが、世界会議編では桃兎とともに、茶豚も本編初登場となりました。気持ちを切り替えていたこともあり、思ったよりすんなりと受け入れられて安心しています。さりげない登場の仕方だったというのも、大きいでしょう。しっかりセリフ付きでの登場であったのに、名前紹介枠はないという扱いからすると、この先物語に大きく関わってくるようなキャラにはならないようです。どちらかというと、単行本派の読者に楽しんでもらおうという、ファンサービスといった感じなのかもしれませんね。

とはいえ、国民的俳優がモデルになっている(と思われる)キャラの一人でもある茶豚。同じように粋な愛されキャラとして、この先の物語を彩ってくれることを願っています。

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