微笑みだけが印象に残る「ヤマカジ」

海軍本部中将ヤマカジ。司法の島に呼び出された五人の中将のうちの一人である彼について、少し見ていきたいと思います。

ヤマカジが初登場したのは、第420話。引きとして、バスターコールによりやってきた姿が描かれました。他の4人は顔をしかめていたり、表情を表に出していなかったりで、「悪」を滅ぼす戦いにおもむくのにふさわしい顔をしているのですが、彼だけは葉巻を豪快にふかしながら、笑っているではありませんか。(後でわかることですが)元々たれ目らしいので、目が笑っているように見えるのは置いておくにしても、口角がはっきり上がっています。よほど余裕があるのか、悪を倒せるのがうれしいのか、それとも戦闘狂なのか?‥とにかく不気味に思ったものです。ちなみに、名前は「ワンピースイエロー」で初めて公開されています。

しかし、司法の島では、5人の中将全員が直接戦闘に参加することがなかったことに加え、ヤマカジだけが命令はしない&報告も聞かない(というシーンがない)、そもそもセリフが一言もありません。麦わらの一味を逃してしまったのを受けての反応も描かれておらず、ただただ微笑みだけが印象に残るキャラのまま、一旦出番を終えることになりました。

その後、同じようにあまり目立たなかったモモンガが、女ヶ島~大監獄編で存在感を示し、好感度を大きく上げた(と思われる)ため、ヤマカジの取り残された感はますます強くなってしまいます。頂上戦争での中将達の見参シーンでは、4人が戦隊モノよろしく堂々と姿を見せているのに、彼は意図的にか外されてしまい、意外にもステンレスが代役といったポジションに収まっています。結局ヤマカジの戦っている姿を拝むことはできず、唯一つるを気遣うところのみが、記憶に留められる活躍?シーンといえなくもありません。

このヤマカジの扱われ方の理由を考えてみましょう。確かに見た目からしてあまり戦闘に期待できなさそうですし、おじさんキャラが優遇される「ワンピース」とはいえ、「渋い」という感じでもないため、そこから「カッコイイ」につながっていかないんですよね。そういった意味ではこのような形となっているのも、やむを得ないことかもしれません。もっとも、みんな似たようなキャラではつまらないですから、ヤマカジのようなちょっと変わった中将も大事な一ピースです。このまま彼独特の道を突き進んでいってほしいですね。

2年後となり新キャラも登場、昇進した者もいて、海軍本部中将キャラはかなりの数となりました。その中でヤマカジがこれから活躍するには、数少ないイスを奪い取らなければなりません。実はとてつもなく強いキャラだった、というパターンを使える余地もありますが、この先も微笑みを絶やさぬ不気味キャラでい続けてほしい気もする‥ヤマカジがそんな面白いキャラの一人であると発見できてうれしく思います。

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