モフッと&もやっとする「ロブソン」

ブリキング海賊団ワポルのペットであり、移動手段として活躍したホワイトウォーキー(通称毛カバ)のロブソン。動物キャラの中ではかなり気の毒な彼(仮)について、少し見ていきたいと思います。

ロブソンが初登場したのは、ワポル達がドラム島に再上陸した際。ワポルを乗せて船から降りてくる姿が描かれました。ホワイトウォーキーはその名の通り、雪国の環境に順応した、雪中の移動手段としてはうってつけの動物のようですね(ほぼ垂直のドラムロッキーまで登れてしまうのはすごすぎですが)。

その直後にワポルとのちょっとしたやり取りがあるわけですが、それが作中でもあまり見られない、モヤっとした気持ちにさせるものなんですよね。彼はかつてワポルに兄弟の命を奪われているとのこと。ワポルの被っている毛皮の見た目が彼によく似ているので、それが兄弟の変わり果てた姿なのかもしれません。だとしたら、大きさはだいぶ小さいので、子どもの頃の出来事だったのでしょう。

そんな過去があったのであれば、ワポルのことを恨むのは当然ですが、王族のペットという立場では、抵抗はむなしいもの。付き合いも長くなって、現在はその怨敵に仕方なく従っているようです。見たところワポルも彼を虐げるような感じではありませんでしたし、逃亡時に一緒に船にも乗せているくらいですから、それなりに大事に扱っていたのかもしれません。それでも、ワポルになだめられて笑顔を見せる彼からは、何とも言えない哀しさを感じてしまいます。

基本的にはワポルの足として活躍し、最後まで戦闘には加わらなかったロブソンでしたが、ルフィとサンジの合体技でぶっ飛ばされたワポルに弾き飛ばされ、星となるという形での退場となりました。ご主人の戦いに積極的に参加しているものですら、そこまでひどい目に遭う動物キャラは少ないのに、これはあまりにも気の毒すぎです。ルフィ達がロブソンの境遇を知って、主へのうっぷんを晴らすお膳立てをするという展開も、なくはなかったでしょう。しかし、冬島編自体がアラバスタ編の中の寄り道エピソードでしたし、その中でさらにサイドストーリーを設けられないのはやむを得ないこと。「ワンピース」の中では、どうやらカバは不遇のようですね(ミンク族にも別物扱いされていますし)。

ただ、結果的にはワポルから解放されたことになったわけですから(生きていればの話ですが)、ロブソンにとっては望むべき結末だったのかもしれません。どこかでのんびりと幸せに暮らしていることを願っています。

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