ニッチビジネスを選んだ「ホッカー」

オレンジの町のペットフード屋の店長だったホッカー。愛犬シュシュによりその意志が受け継がれることになった彼について、少しだけ見ていきたいと思います。

ホッカーは作中では既に三ヶ月前に亡くなっており、オレンジの町の町長ブードルや愛犬のシュシュによる回想シーンで登場しました。名前は本編では明らかにはなっていませんが、「ワンピースブルー」で公開されています。

亡くなった飼い主と、その形見(思い出)を健気に守ろうとする犬‥それだけでもう、涙腺を刺激するには十分すぎですね。ある意味定番の設定とはいえ、物語の初期では、このようにわかりやすいエピソードの方が読者も入っていきやすいです。そこにルフィ達の活躍がうまく絡んだことで、麦わらの一味が冒険の地で弱者を救うという流れも作られていったといえるでしょう。

ペットフード屋というと、よくよく考えてみればかなりニッチなビジネスですよね。オレンジの町はそれほど規模は大きくないようですし、ペットを飼う人もあまり多いとは思えません。ただ、ホッカーは40年前からブードルとともに町を作っていったわけですから、30年ほどは別の仕事をしていたはず。貯めたお金で10年程前に新たに始めることにしたのが、ペットフード屋だったのでしょう。彼が苦労も覚悟でこの仕事を選んだのは、愛しい相棒であるシュシュとともに、という気持ちが強かったからかもしれません(より一般的という意味ではペットショップがありますが、三ヶ月間店を守り続けるという設定にはしにくいので‥とは言うべきではありませんね)。

モージらによりお店も失われてしまいましたが、2年後にはその後継として巨大なペットフードショップ“シュシュ”がオープン。ホッカーの意志は、シュシュによって未来に受け継がれていくことになります。このあたりの人と動物のつながりは、後のヒルルクとチョッパーの関係にも似ていますね。麦わらの一味と直接会ったわけではないホッカーですが、天国から相棒とその恩人である一味のことを見守ってくれていることでしょう。

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