逆転のヒーロー「そげキング」

狙撃の島のヒーロー、そげキング。司法の島で大活躍をし、人知れず去っていった彼について見ていきたいと思います。

そげキングが初登場となった第367話、初めてそのサブタイトルを目にした時は、「そげキング」?「そげ」って何?と、まったく思ってもみなかった言葉にただ「???」となるばかりでした。新しい回を読む際は、前回までの流れからある程度次の展開を想像しているので、サブタイトルを見て「うんうん」と納得する場合がやっぱり多くなると思います。「えっ!」とびっくりさせられることも少なくないですが、それも自分の予想とは異なっている(みたい)というだけで、これからページをめくった先の展開を教えてくれているという意味では、同じといえるでしょう。しかし、時にそのどちらでもない場合があり、意味不明の新しい言葉などで読者を悩ませてくれます。私の中で「そげキング」はそのパターンの代表といえ、初見の不思議な印象が強く残っています。

そげキングの正体については、あえてここで述べる必要はないのですが、作中の周囲のキャラの認識具合が、一般的なヒーローとは逆になっているのが面白いですよね。ごく一部の近しいキャラだけがヒーローの正体(秘密)を知っていて、残り大部分のキャラは知らない、というパターンとなるのが定番ですが、彼の場合は知らないのが天然キャラともいえるルフィとチョッパーのみ。一番(唯一)正体を隠したい相手に効いているので、変装(変身)は大成功といえるのでしょうけれど。そうしなければならない経緯が経緯だけに、残りの一味は正体バレバレでも、彼の設定に付き合ってあげているというのもいいですよね(ルフィ&チョッパーがいないところではそうでもないですが)。

エニエス・ロビーでの彼は、ヒーローの名にふさわしい活躍っぷりでした。近接戦となったジャブラとの戦いこそ残念な結果に終わったものの、世界政府の旗とスパンダムを狙った二度の狙撃は見事に決まり、彼にしかできない形で十分すぎるくらいの見せ場を作ってくれましたよね。絵的に派手にカッコよく&ピンチを救うというのは、まさにヒーローの条件にピッタリです。その割にはのちの懸賞金額は大したことがないようにも思えますが、金額のインフレでそう思えるだけで、初頭の手配で3000万ベリーは「異例の破格」といわれたルフィと同じわけですから、相当なものでしょう。

しかし、オイモ&カーシーを味方に引き入れた時や、クライマックスでルフィのピンチを救った時は、そげキングは変身を解いていました。普通のヒーローは世を忍ぶ仮の姿として一般人となっているわけですが、そげキングはヒーローの姿の方こそが仮の姿だったんですよね。ルフィと仲直りをした時点で、その仮の姿は必要なくなってしまいました。スリラーバークでちょっとだけ再登場はしたものの、手配書からも姿を消したヒーローは、英雄伝説を残して去っていきました‥

では、そげキングの再登場の可能性はどのくらいあるでしょうか。本来の役目は終わりましたが、vs.ペローナ戦のようにウソップを助けるという意味では、なくはないかもしれませんね。どこかに本当に狙撃の島があって‥、という「嘘が誠に」展開も面白そうです。2年後のルフィ&チョッパーの反応も気になりますが、それはどちらとも取れるよう余地を残し、あえて再会はさせないかもしれませんね。

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