生理的嫌悪感の権化「トレーボル」

ドンキホーテ海賊団最高幹部の一人、トレーボル。見事なまでに生理的嫌悪感を抱かせてくれる彼について、少し見ていきたいと思います。

トレーボルが初登場したのは、ドレスローザ編開始直前。第一印象というか、ベビー5とのちょっとしたやり取りだけで、もう無理という感じでした。敵キャラといえどカッコよく描かれるキャラはたくさんいますし、一見受け付けないようなキャラに見えても、ボンちゃんやセニョールのように味のあるキャラもいて、むしろそれがカッコいいにつながっていくこともあります。しかし、トレーボルにはそれは当てはまりませんでした。

彼に対する拒否反応は、作中の大多数の天竜人や貴族キャラにも通ずるものなのかもしれません。「ワンピース」では、嫌な奴の見た目はわかりやすく描かれていることが多いので、自然とひどい見た目のトレーボル→嫌な奴と捉えてしまっているのかも‥しかし、それでは彼に悪いので、外見を抜きにして彼を評価してみます。

ドンキホーテ海賊団の中で見てみると、トレーボルの印象は特別悪いというわけではないような気もします。個人的にはスカーレットの命を奪ったディアマンテの印象が圧倒的に悪く、次いで相手を痛めつける描写が多かったヴェルゴやデリンジャーが来る感じ。確かにトレーボルもトンタッタ族を踏み潰すというひどいことをしていますが、強靭な彼らがすぐに復活していることもあって、それほど悪印象にならなくて済んでいる気がします。基本的にはボスの指示に従い任務をまっとうしていたわけですし、中盤まではシュガーに、それ以降はドフラミンゴにベッタリくっついていたのも、彼の悪さが目立たなかった理由かもしれません。ラスボスとのバトルの場にいつまでも残っていることから、実は黒幕なのでは‥なんて想像もよぎりましたが、結局は小悪党にすぎなかったトレーボル。拍子抜けにも思えましたが、そうでなくてよかったという安心感の方が強かったですね。

このように、純粋に行動だけを見れば、トレーボルはここまで嫌悪感を持つキャラでもないのかもしれません。しかし、見た目に加えてしゃべり方、そしてベタベタの実という生理的に受け付けない能力が合わさって、印象最悪のキャラとなってしまいました。どうしてこうなったのかという理由は、推測にすぎませんが、ドンキホーテ海賊団のキャラのバランスのためではないかと思っています。年齢・性別などありとあらゆるキャラが属するこの海賊団の中には、彼のようにとがって気持ち悪いキャラも、バランスとして必要だったということなのではないでしょうか。そうだとすれば気の毒な気もしますが、ピーカのようにコンプレックスを持つでもなく、明るく生きてきたようにみえる彼には、余計なお世話なのかもしれませんね。

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