「ココロ」の裏側、のぞいてみます

元トムズワーカーズの美人秘書で、海列車のシフト駅駅長のココロ。バリバリのキャリアウーマンである彼女について、少し見ていきたいと思います。

ココロは水の都編の開始早々に登場し、司法の島編も含めて長きにわたり、一味の心強い協力者として活躍してくれました。戦闘能力が高いわけでもない一般人キャラとしては、異例の扱いかと思います。ただ、戦いには不向きでも、海列車の運転のスペシャリストでしたし、一味を救う土壇場での切り札的な役目もありましたから、一般人キャラとしてしまうのは失礼かもしれませんね。

見た目は、ルフィから「怪獣のばーさん」と呼ばれてしまうくらい個性的です。外見が独特なキャラは連載が続くにつれて多くなり、今や特に珍しくもありませんが、彼女が初登場した頃はまだそれほど多くなかったですし、おばあさんとはいえ女性キャラなのにあの感じですから、初めのうちは個人的に受け入れがたかったという記憶があります。それでも登場する度に慣れていき、独り言で「んががが」と言ってしまうくらい、いつの間にか親しみを感じるキャラになっていましたね。

司法の島編クライマックスというところで、実は人魚であることが判明したココロ。「ワンピース グリーン」では、泳ぐシーンで美しい姿になるという設定もあったことが明らかにされていますね。一味にとっては初めて出会う人魚でも、読者は既にケイミーを知っているというズレ(優越感ともいえるかも)も、面白みを増してくれているような気がします。彼女のモデルのシラウオは、「シラウオのような指」と例えでも使われる、優美な姿をしています。これはもうギャップを楽しむという狙い以外、モデルとなった理由が考えられませんね。

一味との関係については、頼もしい味方であり、フランキーの身内ともいえる存在です。フランキーにとっては年齢的にも母親としてもおかしくありませんが、ナミとベルメールや、チョッパーとくれはの関係と比べると、少し違うような気もします。どちらかというと、「同志」という言葉の方がふさわしいのではないでしょうか。現在のフランキー、ココロ、そしてアイスバーグの関係は、立場も異なり一見仲が良いようには見えないけれど、お互いを思い合い強い絆で結ばれている、という大人の付き合い方でとても素敵ですよね。あんな感じにカッコいい大人の関係、あこがれてしまいます。

最後は、ココロのプライベートについてです。彼女には孫までいるのに、過去話でもそれらしい描写がありませんでした。SBSで人間の男性と結婚し、息子を生んでいたことが明かされましたが、それはいつのことなのでしょうか。チムニーが小学生くらいの年齢ということを踏まえると、その両親は少なくとも二十歳は超えているはず。ということは、22年前という過去話のスタート時点では、既に息子は生まれていたということでしょうね。SBSでは若い頃の美しい姿も公開されましたが、過去話の時点でもう別人となっています。二股化、結婚、出産、育児を経てそうなったのだとしたら、苦労してきたのかなとも思ってしまいます。トムさんとはどうして結ばれなかったのかとか、夫や息子はどうしているのかとかも気になりますが、ココロの裏側をのぞくのはここまでとしておきましょう。

ウォーターセブンにも平和が戻り、孫も育って駅長の代わりを任せられるようになり、老後の人生を楽しんでいるココロ。いつまでも元気で、水の都とかわいい孫を見守っていてほしいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする