ワノ国編の地名

ワノ国編に入り、新しい地名がいくつも登場してきています。ここではその紹介をし、作中の描写から位置関係が推測できるものは、地図として表してみたいと思います。

島国・ワノ国について

まず始めに、これまで一味が訪れた島々とは、ワノ国が大きく異なる点について考えてみたいと思います。それは島の形状が明らかになっていないことです。偉大なる航路に入ってからは、基本的に冒険の地は島であり、そこに近づく描写などで大体の島の大きさや形が表現されていました。

ところが、ワノ国入国のシーンでは、悪天候と鯉の滝登りという特殊な入国手段のために、島の全体像を見ることができませんでした。意図的にそう表現されたのだとすれば、ワノ国は普通の島の概念とはかけ離れている可能性もありますね。モデルの日本同様、いくつかの島から成っているのかもしれません(少なくとも、鬼ヶ島という本土とは別の島があることは明らかになっています)。

とはいえ、物語の都合上、あまり大きくても困りますから、大名の治める「国」は江戸時代の日本ほど多くはないはずです。いずれは過去の島のように、居場所確認の地図も描かれるでしょうけれど、何か大きな謎があるのだとすれば、それが解明されるまではお預けということになりそうですね。

花の都

ワノ国編の導入部はこちらから。名前の通り花(桜?)が咲き乱れる、美しい場所のようです。年中咲いているのかどうかはわかりませんが、もしそうだとしたら、場所によってある程度季節が固定されている可能性も。

花の都

最も目立つ建物は、おそらく将軍オロチのいる城(第927話でオロチ城という名前であることが判明)。石垣というよりは小高い岩山の上に建っている感じです。そこから生える曲がった松の巨木も大きな特徴ですね。モデルは盆栽の松か、もしくは日本各所に存在する「~龍の松」と呼ばれる松の木でしょうか。岩山からは何本もの滝も流れ落ち、非常に優雅な印象です。正面に大きな門があり、左右からは弧を描く橋が伸び、大鳥居が配されています。以前から変わらないものなのか、それともオロチが築城したのかは不明です。

次に目立つ建物は、都の奥の方に確認できる清水寺+五重塔といった感じの建物です。僧侶などのキャラが今後登場するのであれば、こちらの寺が舞台となるシーンも描かれると思われます。

それ以外には特別大きな建物は描かれていません。ただし、城下町は小さな建物が密集しており、非常に栄えていることがうかがえます。フラの介やウソ八の居場所の判別は困難ですが、おロビについては情報があります。居眠り狂死郎の宴席シーンの場所は、その前のコマの描写からすると、城を正面から見て向かって右の方角にあるようですね。

なお、都からは遠いようですが、寺の後方に確認できる山は、ワノ国の位置関係を知る上でポイントとなってきそうです。モデルは富士山で間違いないでしょうが、どんな名前なのかも気になりますね。

左京

花の都の一地区で、居眠り狂四郎の住まいはここにあるようです。場所紹介のコマに、特徴的な建物の上に建つ塔が描かれていることから、上の図でいう寺のある辺りであるようです。都の中心=オロチ城と決めつけてしまっていいのかわかりませんが、もしそうだとすれば図の城の右手は右京というのかもしれません。日本の京都と逆の並びといえますが、そもそも方角もわかっていませんし、仮に図の手前が南だったとしても、架空の都市の設定も現実世界に準ずるべきなんてことはないはずです。

九里(くり)

第一幕のメインの舞台となった場所です。かつてはワノ国の「無法地帯」でしたが、おでんにより活気ある“郷”として生まれ変わりました。しかし、20年前の出来事を機に、今ではすっかり変わり果てています。

九里の地図

編笠村

竹林の中に存在した村ですが、1年以上前にドレークに滅ぼされて、現住人はお玉と飛徹だけです。4年ほど前にエースらが訪れた場所であり、ルフィにとってもワノ国で最初の訪問地であるわけで、運命的な出会いの地といえるでしょう。名前が表すように、笠が特産品だったようです。

おこぼれ町

役人の町(博羅町)からのおこぼれ目当てで人が住んでいる場所です。町とはいっても整然とはしておらず、荒野に家が建っているだけという感じです。町の端にはお鶴が開く茶屋があります。

博羅町

元々は九里城(おでん城)の城下町として栄えていたところですが、現在は百獣海賊団の支配下に置かれ、オロチの部下達が住んでいます。彼らの生活に必要な商人は残され、その結果、追い出された者達に対する差別意識まで生まれてしまっています。

桃源農園

おでんにより城のふもとに作られた、自然の恵み豊かな土地です。管理者こそ違えど、九里の中では貴重な、昔の姿を残す場所といえるでしょう。

九里城(おでん城)(跡)

おでんにより小高い山の上に建てられた城で、正式名称は九里城ですが、おでんが好きな九里の人々からおでん城と呼ばれていました。回想シーンにより、立派な天守があったことがわかっています。現在では20年前に焼け落ちたままの状態となっており、すぐそばにはおでん達の墓標が建てられていました。しかし、それらも第一幕で、カイドウの攻撃により消し飛ばされてしまいました。

頭山

頭山盗賊団が根城としている場所と考えられます。頂上には大きな木がそびえ立っています(三本ほどの幹が螺旋状に絡まっているので、一本の大樹ではないかもしれません)。その木の周りは木は生えておらず、草原(芝生?)となっています。それ故、遠くからでもとても目立ちます。密会場所としてふさわしいとはいえませんが、それでもイヌアラシ達が大勢で出向いていることから、人里離れた山奥にあることは確かなようです。城や町との位置関係はまだ明らかにされていませんが、異国の者達が海岸から隠れて移動できているため、編笠村からそれほど離れていないのかもしれません。

希美(きび)

かつてあった郷の一つですが、今はオロチによって滅ぼされてしまった模様。地名としては残っている可能性があります。

鬼ヶ島

カイドウおよび百獣海賊団が本拠地を置く島です。ワノ国本土からはそれほど離れてはおらず、海岸より見える距離とのこと。これまでのところ、巨大な鬼の頭部を思わせるシルエットで描かれており、全貌は明らかにされていません。雪の降る描写が多く、ワノ国本土と季節が異なっているようにも思えます(冬島?)。

兎丼(うどん)

百獣海賊団の支配下にある、たくさんの(武器)工場が煙を吐く地です。反逆者を檻に入れ、囚人労働者として働かせ、心を折ってカイドウに服従を誓わせる、という流れができている模様です。キッドに続き、ルフィも新入りとしてやってきました。連行されて次の日には着いているため、比較的九里の近くに位置していると思われます。彼らとは別に、処刑目的で謎のキャラも別の檻に入れられています。

刃武港(ハブみなと)

決戦の日に反乱軍が集合することになっている地。具体的にどの郷の地名かは明らかになっていませんが、鬼ヶ島の対岸近くに位置していると思われます。